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西加奈子「ごはんぐるり」

西加奈子のエッセイは抜群に面白いな。
作家でもエッセイが面白い人とそうでない人がいるが、やっぱりエッセイが書ける人の方が、小説もうまいような気がする。
ユーモアがあるのよ。

これはごはんにまつわるエッセイ集。
実際に世界の料理を作ってみたりもするのだが、個人的に一番面白いと思ったのは、幼少期を過ごしたエジプトの思い出。
やっぱり外国ならではの苦労があったらしいが、それも笑いに変えてしまうところはさすが。
キャンプファイヤーで、みんなが手に持っているろうそくを火になげこむというイベントで、エジプト出身者たちだけが、そのろうそくを危険をかえりみずにひろったという話は笑ったわ。
停電が多いエジプトでは、ろうそくは貴重らしい。
こういういろんな体験が、今の小説に活かされているんだろうなあ。

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