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ジェーン・スー「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」

う~ん…「わたしたちがプロポーズされないのには100の理由があってだな」に比べると、ちょっとインパクトが弱いな。
と思ったら、ブログをまとめたエッセイ集らしい。
確かに、話題がいろいろ飛びすぎている印象。

とにかく、ジェーン・スーの「相談は踊る」が大好きだったので、あれがなくなって正直めちゃくちゃ寂しいのだが、その代わりに「生活は踊る」が始まったでまあよしとしよう。
前回と比べるとお昼の放送ということで、ややトーンが大人しめで、ジェーン・スー好きとしてはちょっと物足りない。
そこらへんは本人もわかっているようなので、徐々に素を出してくれるんじゃないかと期待しているんだけども。

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ドリアン助川「あん」

これは映画の方を先に知った。
見ていないけど。
永瀬正敏が主演だから、チェックだけはしていたのだった。

売れない鯛焼き屋で働く千太郎の店に、とある老女がやってくる。
時給は200円でいいから働かせてくれという。
最初は断るつもりだった千太郎だが、老女がつくったあんこを食べて、その美味しさに驚き、店長に内緒で働いてもらうことに。
ところが、老女の指が曲がっていることに客が気づき…。

いわゆるハンセン病患者のお話し。
感染しないとわかっていても、本能的に恐怖心を覚えてしまう千太郎の葛藤が生々しい。
差別してはいけない!と口で言うのは簡単だが、実際にそういう人たちを前に、まったく意識しないでいられる自信はわたしにもない。
途中で登場する女子高生はちょっと出来すぎな感じだったが、単に声高に「差別反対」ではなく、両者の現実を淡々と描いているところがよかった。

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田中芳樹「アルスラーン戦記」

大昔に1~2冊読んだのだが、それっきりになっていたこのシリーズ。
何十年もかけてまだ終わっていないという。
さすがにアニメ化もされたし、コミカライズもされたし、そろそろ終わるかなあ。

このシリーズは今のところ、第一部が終わって、第二部の途中なんだけど。
第一部は結構面白かった。
アルスラーンは素直でかわいいし、ナルサスは完璧だし、ダリューンはかっこいいし、かなりいい調子で終わったのだが。
たぶん、作者も何年かぶりに連載を再開して「調子よくいきすぎじゃね?」と思ったんだろう。
第二部になって、急に主要な人物がばたばた死んでゆく。
しかも結構あっさり。
う~ん…それはないんじゃない?
アルスラーンも将来が不安…みたいな暗示があるしさあ。
いいよいいよ。大団円で。

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ジェイムズ・バイロンハギンズ「極北のハンター」

う~ん…なんだこりゃ。

「グレイマン」からこっち、なんかハードなアクションが読みたくてしょうがないのだが、なかなか趣味にあうものがない。
これはどうだろうと借りてみたのが、この「極北のハンター」。
森林での人探しのエキスパートであるハンターは、突然出没した得体のしれない「怪物」を探すことを求められる。
世界各国から凄腕のスナイパーや傭兵たちが集められたのだが、彼らは圧倒的な力を持つ怪物の前になすすべなくやられていく。
しかも、その怪物の正体には、国家が絡んだ恐るべき陰謀があった。

というわけで、とにかくひたすら怪物と戦う話。
とにかくとにかく戦う。人が死んだりしながらも戦う。
…あきるでしょ。これ。
もうちょっと緩急をつけてくれないと。
読んでいてすごく長く感じた。上下巻だけど、一冊だけで十分。
ハンターの相棒の狼がかわいくて最後まで読んだけどさあ…。
なんか納得のいかない終わり方だった。

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