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恩田陸「消滅」

恩田陸なあ…以前は好き好き!という感じだったけど、最近は正直裏切られてばっかり。
出だしはいいんだよ。
すごく面白そうなんだよ。
でも終わり方がなあ~。ここを克服しないと、どうしようもない。

とある空港で、突然足止めされた人たち。
彼らはテロリストではないかという疑惑から集められたのだった。
そこに突然接待役として現れたアンドロイドから「自分たちで犯人を捜してください」と言われ、戸惑う彼ら。
とにかく、一刻も早く帰宅したい一心から、いろんな手がかりを開示して、お互いの共通点や、そして動機などを探ろうとするのだが。

読んだことないけど、萩尾望都の「11人いる!」へのオマージュなのかな。
一人だけ仲間外れを探そうというあたり。
しかし、お互いの名前すら知らないという設定なので、個性が際立ってこないのよ。
いつまで経っても、どれが誰だかよくわからん。
で、最後はわりとお定まりの展開だし。
タイトルが「消滅」というのなら、その伏線を張っておかなきゃだめだろ。
お互いのコミュニケーションがうまくいかないとかさあ。
あああ。

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