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宮部みゆき「過ぎ去りし王国の城」

う、う~ん…宮部みゆきのファンタジーは、どうも相性が悪い。
なんというか、ファンタジーとしての設定にこだわりすぎて、その世界に入ってからのあれこれが薄い。
設定はいい加減でもいいから、もうちょっと展開を楽しませるような感じにしたらいいと思うのだが。

ひょんなことから、精密に描かれた城の絵を手に入れた真。
その絵には、描かれたものをその世界へと引きずり込む、不思議な力を持っていた。
真は、絵のうまい同級生とともに、絵の世界へと入り込み、そこで中年の男とであう。
彼もまた、不思議な力で絵の世界へと入り込んでいたのだった。
彼らはこの世界がどのようにつくられたのかを知るため、城の中にいる作者らしき少女と接触しようとするのだが…。

う~ん…最後に、現世に未練のない同級生と中年男が、いろいろ画策して絵の世界で生きていこうとするのだが、そこらへんの理屈がよくわからなかった。
というか、理屈は正直どうでもいいので、もうちょっと架空の世界でのあれやこれやを盛り上げてほしかったなあ。

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