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アンディ・ウィアー「火星の人」

映画では「オデッセイ」というタイトルだったが、「火星の人」の方がしっくりくる感じ。
なぜなら、SFではあるけれども、主人公のとる行動がいちいちアナログだから。

火星探検にやってきたマークは、不慮の事故に遭ったために死亡したとみなされ、火星に一人置き去りにされてしまう。
気付いたときには、チームのみんなは地球への帰還ルートに入っており、再び火星に人がやってくるまでには4年もの年月がかかる。
そこでマークは、自分の知識をフル活用して、火星で食料となる「じゃがいも」を育てることにする。
様々な困難に遭いながらも、決してあきらめることなく自分が生き残れる道を模索するマーク。
そんな彼の姿が、宇宙衛星からの映像に映し出されて、ようやくNASAがマークの生存を知ることに。
だが、救援活動も困難続きで…。

とにかく、宇宙の知識が半端ない。
宇宙開拓に持っていく荷物から、物理法則、手持ちの道具で切り抜ける方法などなど…。
作者は「宇宙オタク」らしいのだが、それがいかんなく発揮された作品だといえる。
しかし、SFだと思って読むとちょっとがっかりするかも。
やっている方法はひたすらリアルだから。そこが面白いんだけど。

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