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宮部みゆき「三鬼」

三島屋シリーズ第4弾。
宮部みゆきの作品の中ではこれが一番好きだったというのに…。
なぜ過去形かは以下ネタバレ。

いつもように短編集で、どれもなかなか面白かったのだが、全体的に怪異色は控えめだったかもしれない。
それよりも何よりも、一番最後の「おくらさま」はいったいなんなのよ!
私はこのシリーズで、おちかと利一郎が少しずつ距離を縮めていく様子を読みたかったのに、なんと利一郎は元いた藩で再仕官がかなって帰ってしまうという。
しかも!親友が亡くなったあとの後釜として三人の子供の父親になるという。
なんだそりゃ。なんだそりゃ。
そういう展開にするなら、利一郎視点の話とか入れるなよ!
てっきり固定のキャラクターだと思っていたのに。
まあ確かに、段々登場数が少なくて影が薄くなっていく感じはしていたけど…。
そして、町娘のおちかと浪人の利一朗がくっつくのは難しいかもしれないけど…。
利一郎の代わりに、なんかヘンな貸本屋が出てくるし。
いや、こいつとおちかがくっつくから許してね、とかそういうことじゃない!
はあはあはあ。

あー、今日はイヤなことがあって、この本を心の支えにしてきたのに。

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