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ジョージ・R・R・マーティン「七王国の騎士」

「氷と炎の歌」シリーズのスピンオフ。
ダンクと呼ばれる長身の騎士と、その従士であるエッグの道中を描いた短編集。
本編の前日譚にあたるので、懐かしい名前があったりして面白い。

一番最初の「草臥しの騎士」では、ダンクとエッグの出会いが描かれているのだが、ここでダンクがターガリエン家の御曹司と諍いを起こし、決闘する羽目になる。
そこで救援に駆けつけてくれたのが、王の第一継承者なんだが、これがあとあとに七王国の悲劇への布石となってしまうのだな。
世界の歴史というのは、こんなちょっとしたことで変わってしまうというのが興味深い。

ダンクはもともとは孤児で、騎士に拾われて従士となり、その騎士が亡くなって後を継いだので、生まれ持っての騎士ではないにも関わらず、ここに登場するどの騎士よりも騎士らしい。
そこがこのダンクとエッグのコンビの魅力となっている。
本編はやたらと血なまぐさいからなあ。
まあこっちも無傷というわけにはいかないけど。

それにしても本編はどうなっているんだ。
テレビシリーズが一段落したら、原作に戻ってくるかなあ。
まあ完結前に作者が死ぬ確率がますます高くなりつつあるけど。

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