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スティーブン・キング「ザ・スタンド」

とにかく、最近は長編が読みたくてしょうがない。
一冊ずつ面白そうな本を探すのがめんどくさくなってきたというのもあるのだが。
じっくり読ませる話が欲しい。

ということで、「ザ・スタンド」全5巻を借りてみた。
長いことは長いんだが、1巻目がなかなか話が進まなくてイライラした。
どうも、最初はそこをカットしていたらしいんだが、そのあと完全版として出しなおしたらしい。
カット版でよかったんじゃ…。

とある研究所から、致死率99%という恐ろしいウイルスが漏れ出してしまう。
アメリカ国民は次々と罹患して死亡していき、生き残ったのはごくごくわずかな人間だけだった。
彼らは、「マザー・アビゲイル」の夢の導きに従って、次第に一か所に集まりはじめる。
だが同時に、彼らを狙う闇の男も存在したのだった。

1巻目はとにかく、ドミノ式に次々に感染していく様が描かれているだけ。
2巻からようやく話が動き出す感じ。中心人物も1巻ではよくわからない。
しかし逆に5巻では話が動きすぎてびっくり。
カタルシスっちゃあカタルシスだけどさあ…。
話が長い分、登場人物に感情移入もしているので、かなり哀しい終わり方。
まあ救いはあるけど。
それがキングのいいところだな。

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