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リチャード・アダムズ「ウォーターシップダウンのウサギたち」

「ザ・スタンド」でこの本に関する記述があり、ちょっと興味を持って読んでみた。
読んでみてビックリ。

とある丘に平和に暮らしていたウサギたちだが、ある日、預言者としての素質を持つファイバーが「早くここから出ていかないと大変なことになる」と告げる。
それを信じて群れを抜け出たのは、ヘイゼルをはじめとするウサギたち数匹だった。
ウサギにとってはあまりにも長い長い旅が始まった…。

なにがビックリしたといって、「冒険者たち」(ガンバの冒険)とあまりにもそっくりで。
絶対どっちかがどっちかをパクっている!と思った。

類似点その1、仲間たちがそれぞれの特性を生かして旅をするところ。
喧嘩っ早い仲間とか、頭がいい仲間とか、物語を語るのがうまい仲間とか…そっくり。

類似点その2、途中で別の群れと出会うのだが、彼らは人間に依存して生活していた…みたいなのが発覚するところ。
多少の犠牲者には目をつぶって、人間が与えてくれる食べ物で安穏と暮らしているフリをする。というのも両方にあった。

類似点その3、別の動物の助けを借りる。しかもどっちも鳥。これがかなり決定的。
鳥を助けることによって、最終的にはその手助けを得るというのも、まるっきりおんなじ。

ところが!さらにビックリしたことに、両方の作品がまったく同じ年に発行されているということが判明。つまり偶然の一致だというわけ。
1974年だったかな。
こういうのが流行る時代だったのか?
どっちもいい話だけどな。

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