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キンバリー・ブルベイカーブラッドリー「わたしがいどんだ戦い1939年」

なんとも切なくて苦しい話。

でも最後は大団円。

生まれつき足が内反足という障害を持っていたために、母親から家から一歩も出ることを許されずに育ったエイダ。
ある時、空襲を避けるために子どもたちが疎開するという話を聞き、必死に歩く練習をして、母親に黙って弟と二人で一緒に疎開することを決意する。
そして疎開先で出会ったのは、ポニーと暮らすちょっと風変わりなスーザンという女性だった。
気が進まないと言いながらも、スーザンは何かとエイダと弟の世話を焼いてくれて、エイダは初めて触れる優しさに戸惑い、それを拒絶しようとするのだが…。

この母親が本当にひどい。
でもいるんだろうなあ、こういう人。
エイダの障害は生まれてすぐに治療すれば治るものだったのに、「奇形のお前はそんな価値がない」みたいに放置。完全なネグレクト状態。
そして不器用なスーザンのもとで、エイダが少しずつ心を開いていくところは感動。
ええ話や。

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