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伊坂幸太郎「AX」

あ~、いかにも伊坂幸太郎らしい伊坂幸太郎作品。

登場人物も、「兜」というあだ名をもつ暗殺者だし。
「マリアビートル」とか、あの系統の話だね。
ただ、最後の展開が急すぎてかなりびっくり。
最初、何が起こったのかわからなくて、何度も読み返してしまった。
決してハッピーエンドじゃないんだけど、それでもハッピーエンドにしてしまう、それがいかにも伊坂幸太郎らしい。
楽しめた。

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アンディ・ウィアー「アルテミス」

「火星の人」(映画タイトルはオデッセイ)が抜群に面白かったので、同じ作家ということで読んでみた。
シチュエーション的には、火星の人にちょっと近いかも。

月が人類の住む場所として定着している未来、月で生まれ育った運び屋のジャズは、ある大富豪に依頼を受ける。
ところが、その大富豪が何者かに殺されてしまい、ジャズも命を狙われることに…。

このジャズの一人称で話が進むというところは、「火星の人」と同じ。
だが、ちょっと軽すぎるんだよ、いろいろ。

救いのない火星に一人ぼっちだった前作と比べて、お金に目がくらんで危機に陥ったジャズは自業自得というか。
頭は天才的にいいのに、それを全く有効活用していないので、それもなんだかなあ。
作者はこの月世界が気に入っているらしいので、もしかしたら続編があるかもしれないが、同じ主人公なら多分読まないな。

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